がんサバイバー・クラブとは?

がんサバイバー・クラブとは?

最初に・・・「がんサバイバー」ってなに?

「一度でもがんと診断されたことのある方」です。治療が効果をあげて良くなった人だけでなく、治療中の人も含まれます。ラテン語の“Sur”の「超えて」+”vīvere” 「生きる」、つまり、がんを「超えて生きる」というポジティブな語源をもつ言葉です。

がんサバイバー・クラブとは?

 がんサバイバー・クラブとは、全国700万人のサバイバーが ”希望と共に生きる”ことのできる社会をつくることを使命とする、公益財団法人日本対がん協会の事業です。サバイバーが中心となり運営しています。3つのテーマとして、⓵「知りたい」⓶がん患者の「治りたい」と⓷「普通の生活がしたい」に寄り添い、⓸患者や大切な人の「支えたい」をサポートすることを掲げています。ウェブサイトでは患者会、イベント、がん関連ニュース等の情報や、サバイバーのストーリーなどを提供し、一方で患者支援セミナーや相談など実際に触れ合うことのできる活動も行っています。

「がんサバイバー・クラブ」のロゴは?

がんサバイバー・クラブ
がんサバイバーがまっすぐに同じ方向を見つめ、共に手を取り合い希望に向かっている様子を表現しました。一緒に乗り込んだ船は「サバイバーシップ」号です。がんサバイバーが直面する課題を、家族や周囲の大切な方々、医療関係者、他のサバイバーはもちろん社会と共に乗り越えていくべく船出します。

がんサバイバー・クラブの特色

参加方法

がんサバイバー本人はもちろん、寄り添い支えたいと思う方ならどなたでもクラブの活動に参加できます。
  • メールマガジンに登録(無料)することでがんに関する情報を得ることができます。
  • ご寄付、月間サポート会員として活動をお支えいただきます。

運営母体

公益財団法人日本対がん協会は、1958年に発足し、がんに関する知識の普及啓発やがん検診の実施のみならず、がん相談、若手医師の育成、がん研究助成、ピンクリボン活動やリレー・フォー・ライフ、がん教育、それに厚生労働省の委託事業など広範囲に活動してきました。 がんサバイバー・クラブでは、日本対がん協会の約60年の経験を活かしつつ、サバイバー支援活動により力を入れてまいります。ウェブサイトで情報を発信しつつ、顔の見える既存の活動と繋げることで、参加者のコミュニケーションを広げるお手伝いをします。

他団体と協力

私たちの周りには、がんサバイバーを一生懸命支援されている組織や団体が数多く活躍されています。 私たちが目指すのは、そのような志を共にする組織や団体と共助・共生しながら、がんサバイバーの希望を共に育んでいくことです。希望を繋ぐハブとしての役目を担っていきたいと考えています。
国立研究開発法人「国立がん研究センター」がん対策情報センター 特定非営利活動法人「がんサポートコミュニティー」 公益財団法人「がん研究振興財団」 一般社団法人「オンコロジー教育推進プロジェクト」 特定非営利活動法人「癒し憩いネットワーク」
 

がんサバイバー・クラブ設立への想い

日本対がん協会会長 / 元国立がんセンター総長 垣添忠生
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