公益財団法人日本対がん協会は、2019年4月に、株式会社おいしい健康の協力を得て、 がん患者さんが家庭で実際に食べているレシピを募集・公開するウェブサイト「がんサバイバーキッチン」を立ち上げました。
サービス開始後、がん患者さんとご家族から様々な食事と体重の悩みが寄せられるようになりました。 何を食べたらいいのかわからない、調理をする気が起きない、いざ食事を前にすると思ったより食べられない、食べても体重が増えないなど、どれも切実な悩みです。
ところが、医療者に遠慮して相談しづらかったり、「食べられないのは当たり前」と我慢してしまったりと、ご自身やご家族だけで悩まれることも多いと聞いています。 そこで、このようながん患者さん・ご家族の悩みを可視化するため、「食と体重に関するアンケート調査」を実施します。伝えたくても伝えられなかったことや、言葉にできなかった思いを見える化できればと考えております。
調査結果は個人が特定されない形でまとめたうえで、公益財団法人日本対がん協会の運営する「がんサバイバー・クラブ」のウェブサイト等に掲載するほか、イベント等で紹介し患者・家族の支援に広く役立てていきます。
みなさんのご経験が、多くの方の役に立ちます。ご協力をお願いいたします。
(本件問い合わせ先=日本対がん協会・大石しおり)がんサバイバーキッチンの取り組みについて
「がんサバイバーキッチン」は、公益財団法人日本対がん協会と株式会社おいしい健康が共同で運営するプロジェクトです。ウェブサイトでは、全国の皆さんから実際に食べているレシピを投稿していただき、おいしい健康の管理栄養士が監修し、掲載しています。また、症状やお悩み別に検索しやすいように分類し、レシピが生まれたエピソードや工夫を添えているのも特徴です。
詳しくはこちら。