読み逃した方は、この機会に是非!
2020年も残すところあと1カ月を切りました。今年は新型コロナウイルスの影響で、がんサバイバー・クラブでも、多くのイベントがオンライン開催になったり中止になったりしました。 そんな中で、サイトの発信は、新連載を増やすなど、昨年以上に力を入れてまいりました。イベントも動画でお伝えしてきました。少し早いですが、今年「読まれたランキングTOP10」をご紹介します。読み逃した方はこの機会にご覧ください。 年間ランキングという性格上、新しい記事やエッセイは上がってきていませんが、それらも丹精込めて仕上げています。是非とも、トップページにアクセスしてください。
2020年、皆さんに親しんでいただいた人気記事ベスト10
肺がん、長期共存の時代が見えてきた ~ステージ4で見つかっても~:肺がん治療の進歩は目覚ましい。話題の免疫療法は、オプジーボに続く薬も増えて、世界中で臨床試験が活発に行われている。がんを増殖させる遺伝子を狙い撃つ分子標的薬も続々と登場し、新薬の研究開発も進む。肺がんは、ステージ4で見つかることも少なくない。だが、遺伝子タイプに適した治療法を選ぶ個別化医療で、長く共存する時代が見えてきそうだ。(続きはこちらから) | |
正しい情報で、スキルス胃がんに光を ~轟哲也さん、浩美さんが歩んできた道~:スキルス胃がんは、胃がんの約10%を占める。進行が速く、早期発見も治癒も難しい。弁理士の轟哲也さんもそうだった。2013年12月に発覚。その後、NPO法人「希望の会」(現在は認定NPO法人)を立ち上げて理事長に就任し、2016年8月に他界するまで、妻の浩美さんとともに、スキルス胃がんの患者のための活動を続けた。(続きはこちらから) | |
第14回 脱毛はコワくない 〈脱毛・其の一〉 木口マリの「がんのココロ」:抗がん剤の副作用のうち、多くの人が精神的苦痛を感じるとされる「脱毛」。私はどうだったかと言うと、確かに髪は抜けたけれど、結果的にショックの「ショ」の字もなく、逆に意外なほど興味深く楽しい時間を過ごした、という具合でありました。 しかし、最初からそんな心持ちだったわけではありません。なにせ、「薬の影響で髪が抜ける」なんて初めての経験ですから。(続きはこちらから) | |
第31回 “教科書”にない入院持ち物リスト木口マリの「がんのココロ」:入院前、地味に悩んだこと。それは、「持ち物」! 入院は旅行とは違うわけで、手術やら検査やら、いろいろなイベントが盛り込まれています。病院のなかでしばらく生活するうえ、もしかしたら術後は体を思うように動かせないかもしれず、傷も痛いかもしれない。 ある意味、入院は、「旅行+生活+サバイバル」のようなもの。(続きはこちらから) | |
東京五輪を一緒に見る、そしていつまでも ~大腸がんステージⅣの夫と生きる~【前編】:「まず、絶対にあきらめないことです」 インタビューを始めて3時間近く。夫のケアの状況を分厚いノートに記録している潤子さんに、同じように家族や大切な人をケアしている人へ贈りたいメッセージを聞いたら、力を込めてこう答えた。(続きはこちらから) | |
妹の存在と食事の記録を支えに:どさっと置かれた19冊のノート。これは、飯田友美子さんが乳がんと診断された2011年7月から書き続けてきた食事の記録です。料理と材料だけを淡々と記してきました。 「書くことで『よし、今日も身体にいいものを食べているぞ』という意識づけになっていたんだと思います。付箋がついているのは、繰り返し食べたいと思ったメニュー。もともと食べることが好きなんです」と笑います。(続きはこちらから) | |
性交渉の悩みは堂々と聞きましょう:性についてオープンに語ることに抵抗がある日本では、あまり表面に出てきませんが、軽視できない問題の一つが性交渉の悩みです。「がん相談ホットラインより」でお届けします。(続きはこちらから) | |
がん患者・家族の新型コロナウイルスへの不安 ~がんサバイバー・クラブに寄せられた129人の声~ 補足・拡充版:3月24日~31日までにご協力をお願いしたアンケート「コロナウイルスに関するあなたの心配事を教えてください」に、129人の方が声を寄せていただきました。ご丁寧にご回答いただきまして、本当にありがとうございました。みなさんの声をご紹介します。(続きはこちらから) | |
スキルス胃がんで旅立った母に生かされて ~中山みともさんの「めげない」~:おしどり夫婦の母がスキルス胃がんで亡くなり、落ち込む父を心配して受けた胃の内視鏡検査(胃カメラ)で、がんが見つかる。宝飾関係の外商としてバリバリ働いていたときのことだ--そんなドラマのような展開を地で行ったのが、東京郊外に暮らす中山みともさん(43)だ。(続きはこちらから) | |
がん患者を支える家族の心得「まず自分自身を大切に」:がんサバイバーや家族は様々な悩みに直面しています。毎日の生活のこと、仕事のこと、家族のことなど病院の医師や看護師に相談しにくいことも少なくありません。日本対がん協会では2006年より「がん相談ホットライン」を始めました。(続きはこちらから) |
よく読まれた記事ということは、逆に見るとみなさんが必要だと感じたり、記事に共鳴していただいたのだろうと感じています。少しでも必要な方の近くに記事が届けば私たちは嬉しく思います。
がんサバイバー・クラブのテーマは「希望と共に生きる」です。 来年も読者の皆様に希望をもっていただけるようなストーリーをお届けしていきたいと思います。