がん患者・家族のために支援情報を提供するイベント「ジャパン キャンサー サバイバーズ デイ(JCSD)2023」を、6月4日(日)、国立がん研究センター 研究棟にて開催します。
6回目の開催となる今年のテーマは「つながり支え合う」。
さて、今年はじめての企画として「ありがとうポスト」というものを会場に設置します。がん治療を支えてくれたあの人に伝えたかった感謝の気持ち、伝えそびれたありがとうの一言、今だから素直になれる思いを会場のポストに投函し、参加する仲間たちとシェアしませんか?
会場にいらっしゃることが難しい方は、WEBからの投函も可能です。投函いただいたメッセージは、当日の会場はもちろん、後日WEBでもご共有できたらと考えています。以下、お寄せいただいたメッセージの一部をご紹介します。
- 主治医の先生へ 先生、私を受け入れてくれてありがとうございました。辛い時、肩に手を当ててくれてありがとうございました。「大丈夫だよ」と診察のたびに言ってくれてありがとうございました。おかげで私は元気に暮らしています。(50代・がん経験者より)
- 夫・妻・パートナーへ あの時も、今も一緒にいてくれて、ありがとう。これからも、ありがとうを言わせてね。(40代:がん経験者の家族・パートナーより)
- 親へ 手術の前、気持ちが落ち込んで食欲がないし何も手につかないとき、片道1時間かけてごはんを作りに来てくれてありがとう。なのにあんまり食べれなくてごめんね。(40代・がん経験者より)
- 5月初めに亡くなった母へ 40代前半に告知され、計3回の手術。1時間かけて毎日病院に来て、朝から夕方まで話し相手をしてくれました。ありがとうございました。(60代・がん経験者より)
- 愛犬へ 入院中、毎日玄関で待っていてくれた愛犬。術後全身麻酔から最初に意識したのは「犬の散歩に行かなきゃ!」です。退院して帰宅後、しっぽを思いっきり振って迎えてくれたワンコ。辛い抗がん剤治療中も、散歩で病気であることを忘れさせてくれました。この子がいなかったらどうなっていたのかわかりません。Thank you so much !(50代・すい臓がん経験者より)
- がんカフェの皆さんへ 最初に夫、次に私が罹患した時以降、がんカフェの存在がどれほど励みになったことか。主催者、参加者の皆さんありがとう(70代・がん経験者より)
- あの時の自分へ 治療すごく怖くて嫌だったよね。頑張ってくれてありがとう。いま大きな治療は終えてだいたい元の生活に戻れたのは、あの時踏ん張ってくれた私のおかげです。(40代・がん経験者より)
お寄せいただいた「ありがとう」は、当日の会場の他、後日がんサバイバー・クラブのサイト等でもご紹介させていただきます。たくさんの「ありがとう」が集まることでなにか化学反応が起きるのかもしれませんね?!
会場では「ありがとうポスト」の他にも、30以上の患者団体・企業のブース出展をはじめ、すべてのブースを回ると景品をゲットできるシールラリーや、当日のご登壇講師である保坂隆先生、大橋洋平先生の著書販売など、会場ならではの企画をご用意して、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。