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4月5日 発言し続けることで世の中は変わる!

掲載日:2018年4月6日 10時35分

垣添忠生の全国縦断がんサバイバー支援ウォーク 一言ブログ 4月5日


 発言し続けることで世の中は変わる!
 一転して寒い日。宿場町の今庄からメガネで有名な鯖江まで電車に乗り、そこから福井駅まで歩きました。福井駅で、日本対がん協会福井県支部(公益財団法人「福井県健康管理協会」)の職員、テルモの社員2人と合流し、4人で福井県立病院を目指しました。

 県立病院では、橋爪泰夫院長をはじめとした病院スタッフ、リレー・フォー・ライフ福井の方も待っていました。
 私は以前、福井県のがん対策推進計画の策定に携わったことがあります。その縁で、西川一誠知事が院長室まで見えて、福井の新しいお米「いちほまれ」をいただきました。
 ここでは、陽子線治療を行っています。しかし、陽子線治療の保険点数は低く、施設の維持もままならない。そんな悩みを聞きました。
 また、患者会の方たち約15人が扇形に並び、要の位置に私が座り、お話ししました。30代後半の白血病の男性が切々と訴えたのは、やはり治療費の高さです。治療をやめて再発し、また再開する。それを何度か繰り返したそうです。今は、音楽仲間のサポートも受けながら、何とかしのいでいるそうです。

 これまでのウォークでも治療費の話をよく耳にします。生の声のインパクトは大きい。病院の幹部が聞いていることも、意義深いでしょう。
 私は「発言し続けることで、世の中は変わります」と答えました。国のがん対策基本計画も、大まかに言えば、最初(第1期=2007年)は5大がんが中心で、希少がんや小児がんは第2期(2012年)から。就労の話も同様です。

 学生の奨学金返済、保育園の待機児童など、多くの人が声を上げれば、そこに問題があることに社会が気づき、解決への第一歩を踏み出せます。だからこそ私は、がんサバイバー100万人の国民運動を築きたいと考えているのです。


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