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4月9日 
30年もボランティアをしてきたサバイバー

掲載日:2018年4月10日 14時45分

垣添忠生の全国縦断がんサバイバー支援ウォーク 一言ブログ 4月9日


 4月6日は金沢市に泊まり、7日は富山県小矢部(おやべ)市の宮島温泉、8日は射水(いみず)市まで移動しました。先日までと打って変わり、真冬の寒さ。東京ではまず経験しない大きな雷鳴が轟き、雪も舞いました。気温3度、息は真っ白、防水の手袋が力を発揮します。それでも桜が咲いていました。
 途中、わざわざ車を止めて、「昨日、テレビを見ました」とお声がけくださったご夫婦もいらして、記念の自撮り。ご主人はサバイバーです。気持ちが上向きになりました。
 今日9日も雨の中、富山市の富山県立中央病院へ。ひとりで20キロ弱、歩きました。
 清水康一院長をはじめとした病院スタッフ、患者の方たち、テルモの方、日本対がん協会富山県支部(公益財団法人「富山県健康づくり財団」)の職員ら総勢30人ぐらいのみなさんに迎えていただきました。緑色の横断幕を広げて。
 患者の中には、昨年、ヨーロッパアルプスの最高峰、モンブラン登頂を目指したという臨床検査技師さんもいらっしゃいました。天候が悪くて断念し、別の山を登られたそうです。
 富山県立中央病院のがん相談支援センター「こもれび」では、サロン風の部屋でどんな相談にも乗るほか、がん哲学外来なども開いています。
 センターの女性が「もっと存在を知ってほしい」という趣旨のお話をされました。私も大賛成です。残念ながら、病院によって患者支援の態勢に格差があるのが現状です。「ぜひ広げてください」と伝えました。
 緩和ケア病棟の男性医師も、緩和ケアの大切さを訴えていました。これまた同感です。清水院長も「十分に認識している」とおっしゃっていたので、今後にさらに期待したいところです。
 約30年ボランティアをしてきたというサバイバーの男性にもお目にかかりました。60代半ばぐらいとお見受けしましたが、「生きがいを感じてやってきました」と押しつけがましくなく語っていました。
 こうした方たちと語り合いながら、病院全体からにじみ出る暖かさを感じていました。
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