垣添忠生の全国縦断がんサバイバー支援ウォーク 一言ブログ 4月28日
こんなに親切な方がいらっしゃるとは
東京から届いた新しいスマホを手にしたのは、28日(土)の夕方。それまでは、小千谷市のパソコンショップ「マッハパソコンオフィス(会社名はマッハ・プランニング・オフィス)」の平澤智さんにお借りしたデジカメで写真を撮りました。
浦佐駅前の田中角栄元首相の像、「北越雪譜」を著した江戸時代の商人・文人の鈴木牧之(ぼくし)生誕地の碑、美しい新緑、桃の木の向こうに見える谷川連峰……。
平澤さんは28日まで3日間にわたり、夕刻に私の宿までお越しになって、デジカメの写真をパソコンに移して日本対がん協会のスタッフへ送信してくださいました。おかげで、インスタへのアップが途切れませんでした。最終日には、デジカメのSDカードまで渡してくださる念の入れようです。
平澤さんは、2016年3月にお母様を肺がんで亡くされています。78歳でした。5月4日に三回忌の法要をなさるそうです。ネットで私のウォークのことをお知りになったとき、お母様に「役に立つことしれや」と呼びかけられた気がしたそうです。
そんなことも背景にあるのでしょうが、なんといってもお人柄でしょう。「世の中にこんなに親切な方がいるのか」と驚きました。
私も人に親切なほうだと思いますが、とてもここまではできません。お礼を申しあげても、
「困ったときはお互いさまです」
と受け流します。押しつけがましくないのです。
平澤さん、本当にありがとうございました。
今日は、ウォークを始めてから50日目。宿泊する越後湯沢に早めに着いたので、商店街で植木ばさみを買いました。刃物の街、燕三条で作られた逸品。柄が片方は紅、もう片方は白で、1600円です。
東京の我が家では、春と秋に植木屋さんにお願いするほかは、私が植木ばさみでちょんちょんと手を入れています。妻が大事にしていた牡丹もそのひとつ。帰京後の楽しみが増えました。
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