垣添忠生の全国縦断がんサバイバー支援ウォーク 一言ブログ 7月2日
今日も朝から気温28度。このあたりの梅雨明けは、平年は7月末ですが、すでに夏が来たような気候です。 八戸から青い森鉄道で一駅、陸奥市川という無人駅まで乗り、そこから三沢まで、1人でのウォークです。 田んぼよりも畑が目につきます。大根の収穫をしていました。大根は冬の季語ですが、春大根、夏大根もあります。 見ていると、専用の収穫機の先端部が深く地中に入って、大根を引っ張り出します。大根はベルトコンベアで上昇し、その先、つまり収穫機の後方にある荷台に運ばれます。ここに別の人が乗っていて、大根を並べていました。 惜しむらくは、青い葉も自動的に切り落とされてしまうこと。千切りにして、油醤油でいためればおいしいのに。 それにしても、大根の収穫といえば抜くものとばかり思っていたので、驚きました。 自然は相変わらず、豊かです。 昨日は、二戸駅の近くの川で見かけたアユの友釣り、道端のラヴェンダー。今日は、奥入瀬川の支流の川べりで、コヨシキリとウグイス、カッコウの三重奏。前も書きましたが、「♪チャッ、チャッ、キン、キン、ジリジリジリー」というジャズのアドリブのようなコヨシキリの鳴き声が、私は大好きなのです。 2カ月ほど前、群馬を歩いていたときに咲き誇っていた栗の花が、ここでは今が、真っ盛りです。日本列島の細長さも感じます。景色や空気感も、だんだん北海道らしさを感じるようになりました。 もう一つ目につくのは、売地や売家の看板。過疎化が進んでいるのでしょう。 思えば、いわて銀河鉄道、青い森鉄道は、元はJRの東北本線。東北新幹線の開業に伴い、JRから分離されて、第三セクターになりました。こうした例は北陸新幹線などでも起きており、運賃も上がります。国土の構造の変化と過疎化は無縁ではないかもしれません。 気の利いた交通標語も見つけました。 「速度は落とせ 命は落とすな」 以前長野県で見かけた「80で走って40で死ぬか 40で走って80で死ぬか」という標語を思い出しました。すぐれた警句は忘れないものです。
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