2018年よく読まれた「ストーリー」ベスト5
掲載日:2018年12月27日 12時19分
2018年を振り返って、よく読まれたストーリーベスト5
2018年も残すところ、あとわずかとなりました。サイトでは今年もたくさんの取材記事やイベントのレポートなどをみなさまにお届けしてきました。フェイスブックやツイッターを通して、温かい応援コメントをいただいた記事もたくさんありました。今年1年を振り返りながら、もっともよく読まれた記事5つを今改めてご紹介したいと思います。
2018年もっとも多く読まれた記事ベスト5ランキング
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正しい情報で、スキルス胃がんに光を ~轟哲也さん、浩美さんが歩んできた道~:スキルス胃がんは、胃がんの約10%を占める。進行が速く、早期発見も治癒も難しい。弁理士の轟哲也さんもそうだった。2013年12月に発覚。その後、NPO法人「希望の会」(現在は認定NPO法人)を立ち上げて理事長に就任し、2016年8月に他界するまで、妻の浩美さんとともに、スキルス胃がんの患者のための活動を続けた。(続きはこちらから)2018年2月21日 |
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オバマ前大統領も期待! 光免疫療法でがんは「治る病気」になるか?:がん医療は日進月歩だ。今、注目されるのが、光免疫療法だ。米国の国立衛生研究所(NIH)の主任研究員、小林久隆さんが開発した療法で、2012年には、当時のオバマ大統領が一般教書演説(施政方針演説)で取り上げて、期待を寄せた。2018年3月から、日本で最初に治験に取り組んだ国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)の土井俊彦・副院長に話を聞いた。(続きはこちらから)2018年9月6日 |
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がんで見つけた「ほんとうに大切なもの」 ~山口ミルコさんがたどり着いた場所~:山口ミルコさんは、出版社の幻冬舎の編集者だった。編集者、プロデューサーとして活躍しながら、六本木で暮らしていた。2009年春に43歳で退職した後に、乳がんの治療に入った。治療を進めるうちに、だんだん、生き方が変わってゆく。(続きはこちらから) 2018年4月19日 |
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子どもをもつサバイバーで、つながる 西口洋平さん一般社団法人キャンサーペアレンツ代表理事:白い下痢、体重の減少、黄疸……何だろう?西口洋平さんが検査を受けると、胆管がんが見つかった。ステージ4。2015年2月のことだ。西口さんは35歳。1歳年上の妻、そして6歳の娘がいた。文字通り、頭が真っ白になった。(続きはこちらから)2018年5月30日 |
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スキルス胃がんで旅立った母に生かされて ~中山みともさんの「めげない」~:おしどり夫婦の母がスキルス胃がんで亡くなり、落ち込む父を心配して受けた胃の内視鏡検査(胃カメラ)で、がんが見つかる。宝飾関係の外商としてバリバリ働いていたときのことだ——そんなドラマのような展開を地で行ったのが、東京郊外に暮らす中山みともさん(43)だ。(続きはこちらから)2018年8月23日 |
今年、最もよく読まれた記事「正しい情報で、スキルス胃がんに光を ~轟哲也さん、浩美さんが歩んできた道~」には、ウェブサイトの検索窓で「スキルス胃がん」と入力してがんサバイバー・クラブのサイトを訪れてくださった方がたくさんいらっしゃいました。
また、今年から始まった新シリーズ「明日のがん医療」の第1回「オバマ前大統領も期待! 光免疫療法でがんは「治る病気」になるか?」は、今年10月、京都大学の本庶佑(ほんじょ・たすく)特別教授がノーベル医学生理学賞に決まったことで、注目を集めました。
読者の方からは、
「一日も早くがん患者の光になりますように祈っています。」
「今、私は完治ではなく、延命を目指す治療をしていますが、この光免疫療法に希望をもちました。」
などの感想が寄せられました。
がんサバイバー・クラブのテーマは「希望と共に生きる」です。
来年も読者の皆様に希望をもっていただけるようなコンテンツをお届けしていきたいと思います。(文=日本対がん協会・大石しおり)