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2018年読者の皆さんの心に響いた記事ベスト5

掲載日:2018年12月28日 14時10分

2018年を振り返って、読者の皆さんの心に響いた記事5つのご紹介

 今年もあとすこしで新しい年を迎えます。今年もたくさんの取材記事やイベントのレポートなどをみなさまにお届けしてきました。サイトだけではありません。フェイスブックやツイッターなどのSNSも使って読者の皆さんと心を通わせることもあります。  皆さんからがんサバイバー・クラブのフェイスブック・公開ページにお寄せいただいたメッセージを改めてご紹介しながら、今年投稿した記事とともに振り返りたいと思います。

2018年読者の皆さまの心に響いた記事5つ


「がんばれは難しい」に多くの共感が寄せられました

「木口マリのがんのココロ」は毎回フェイスブックやツイッターの公開メッセージで、読者の方から温かいコメントをいただいています。  今回ご紹介した「がんばれ」は難しい~がんサバイバーに温かい想いを届けるために~では、ある女性からこのようなメッセージをいただきました。
 「頑張って!と励ましの気持ちで言われると思うのですが、48歳で胃の全摘手術を受け、子育ての難しい時でもあり辛い思いをしました。これだけ頑張っているのに、まだ足りないの? これ以上何を頑張れば良いのと。以来、頑張ってという時は、お互いに頑張ろうね!と言える時にだけ使うように心しています」
 このメッセージにはたくさんの「いいね」がつきました。がんサバイバー・クラブのあるスタッフも、 「『がんばれ』と『一緒にがんばろう』は全然違うよね」  と話すとみんなうんうんと大きく頷いていました。

どんな治療にも家族や周囲の理解や協力が必要

「がん相談ホットラインより」は日本対がん協会のがん相談支援室で勤務する相談員が寄稿しています「ホルモン療法の副作用にも周囲が理解を」には、公開ページに10件ものコメントが寄せられました。
「5年間ホルモン療法を続けました。ホットフラッシュ・発汗・易疲労などでしたが、副作用は千差万別で… 日常生活や就労に、周囲の理解や支援が受けやすく、孤立しない仕組みのようなものが欲しいですね。」 「見えない副作用って、なかなかわかってもらえないですよね…」
 などコメントが寄せられました。がん治療で「副作用」というと、多くの人が抗がん剤を思い浮かべるかもしれません。しかしホルモン療法でも様々な副作用があります。どんな治療を続けるにも家族や周囲の方の理解や協力、思いやりが大切だということを改めて感じました。

がんサバイバー支援ウォークにたくさんの応援をありがとうございました

 今年2月5日九州がんセンター(福岡)を皮切りにスタートした「全国縦断 がんサバイバー支援ウォーク」は7月23日に北海道でゴールを迎えました。約5か月間、多くの方にご支援や応援メッセージをいただきました。また一緒に歩いてくださった方や垣添が訪問した病院でのがんサロンなどに参加してくださった方もたくさんいらっしゃいました。 サバイバー支援は終わらない ~がんサバイバー支援ウォークより~にはゴールへの祝福メッセージをたくさんいただきました。    がんサバイバー支援は終わらない。  2019年もスタッフ一同、がんサバイバー支援にまい進していきたいと思います。(文=日本対がん協会・大石しおり)
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